レザーのライダースジャケットは使いづらい。
持っている人もなんとなく分かっていただけるのではないでしょうか。
主張が強すぎるのだと思います。漢服感がパない。
服単体としてはカッコ良いけど、着る人にもカッコ良さや雰囲気が求められるというか。
別に猟師じゃなくてもバブアーのハンティングジャケットをみんな着てるし、パイロットじゃなくてもMA-1を着てますよね。
ライダースだって本来は誰が着ても良いと思います。
でもレザーの、特にダブルのライダースなんて物は自分自身にバイクやロックミュージックなどのバックグラウンドがない身としては着ていて申し訳ない感じが出てしまうんですよね。
コスプレ感というか、服に負けるというか。
シングルならその主張も緩和されますが、そもそもレザージャケットは気合い入ってる感が出てしまい休日のお父さんとしては気恥ずかしいのです。
そんな理由で学生の頃持っていたレザーのライダースは手元に残っていません。
前置きが長くなりましたがそんな私の手元に残っているライダースジャケットの紹介です。
ショットの綿100%のシングルライダース
10年以上前に古着屋で買いました。
確か5,000円くらいだったと思います。
コットンなのでレザーより主張が弱く、ライダースの中ではかなり着やすいと思います。
色も焦げ茶色なのでブルゾン感覚で着られます。
でもコレ一応Schottのライダースなんですよ!というところが気に入ってます。
シングルの立ち襟仕様
前締めるとこんな感じです。
ジップはYKK製でSCHOTT USAのネーム入り。
肘にはエルボーパッチ
表地ではなく、裏地側にパッチがあって補強されてます。表側は縫い目だけしか見えないので主張が強すぎなくて良いです。
前ポケ
2つの前ポケは縦にスリットが入っていて、ボタンとループで止められます。
ハンドウォーマーとしての使用を想定している感じです。
これとは別に胸の裏側に内ポケが2つあります。
背中
肩がセットインとラグランの合わせ技みたいな作りで凝ってます。背中だとわかりやすいかと。
これで背中に刺繍なんて入っちゃうと一気に着にくくなるのでシンプルが1番。
カッコいいですけどね。刺繍。
着るとこんな感じ
レザーほどではないですが、しっかりした厚手のコットンで補強や裏地があり、そこそこ重さがあります。風もあまり通さない。
それでいてレザーよりも動きやすいです。
休日のお父さんが気楽に着られるライダースです。