今回は革靴のお話です。
世の中には10万円とかする高級靴なるものがあり、お洒落な紳士の皆様がその素晴らしさを語っているかと思います。
いや、本当憧れます。
シャツの時はボレリとか多分一生買わないだろうと思いながら書いてましたが、オールデンならいつかは欲しいです。
革靴は最低3万円以上かけろ。
これはよく言われている話です。
ブランドでいうとスコッチグレインやジャランスリワヤあたりでしょうか。
ですが、このブログでは私が普段履いている分相応な靴の紹介をさせていただきます。
コレです。
ケンフォードです。
リーガルの弟分というか廉価版。
モデル名はKB18です。
私の現在のビジネス用革靴は
リーガル×3
ケンフォード×1
リーガル雪用×2
ケンフォード雪用×1
とまだまだリーガルの方が多いですがこのままいくと徐々にケンフォードが増えていくと思います。
①アッパー、見た目
値段的に革靴の最低ラインですので多くを期待してはいけません。
見ての通りステッチが荒いです。
ケンフォードのステッチ
比較対象としてリーガル
リーガルのステッチ
革質はリーガルより更に厚めで硬いかなという感じです。
できるシワが深いです。
②ソールとインソール
安い革靴は他にもたくさんあるんですが、インソールまで手がかけられないのか残念なデザインが多いですよね。
ソールも歩きやすさ重視だったりしてビジネス用としてソレはどうなの?というものが多い。
その点ケンフォードはソールもインソールもデザインが許容範囲です。
ソールはこんな感じ。
ビブラムソールです。
③値段
1万円くらいで手に入ります。安い!
大事にしなけば、というプレッシャーがなく、雨の日でも気軽に履けます。
ゴム底だしね。
④耐久性
厚手なせいか丈夫です。
昔ABCマートで買った同価格帯の靴は1年くらいでソールとアッパーが分離しましたが、ケンフォードはいまのところ大丈夫そうです。
しかし私の歩き方のせいか靴紐ちゃんと締めないせいか、腰裏(インソールのかかと)部分がすぐダメになりました。
腰裏は別の革でリペアしてます。
⑤セメント製法
みんなが大好きなグッドイヤーウェルトでもマッケイでもありません。接着です。
靴には3万円以上かけろ!という方は大体その理由にオールソール出来るグッドイヤーウェルト製法を挙げている気がします。
でも経験上3万円の靴を1万円かけてオールソールはしないんです。
毎日酷使してるとオールソールが必要な頃にはアッパーなどにもダメージが蓄積しちゃってます。
1/3の値段かけてオールソールするよりも潔く新品に買いかえたほうが良いです。
ヒール交換ならセメントでもできますしね。
追記
使用2年程でインソールがボロボロになり買い替えました。